丸亀町再開発事業
この再開発事業では、470mの商店街をA〜Gの7つの「街区」に分け、段階的にすべての街区を再開発してきました。
丸亀町商店街ホームページkame3.jpより
建設経過
高松市丸亀町商店街壱番街は、丸亀町第一種市街地再開発事業で西郷真理子が代表のまちづくりカンパニーSHEEP NETWORKで設計され、再開発ビルは2004年12月に着工した。ドーム部は坂倉建築研究所 大阪事務所の意匠設計と当社前身(神村鉄工1級建築士事務所)の許容応力度設計と振動解析の(株)構造計画研究所とで設計された。日本建築センターで構造評定を受け、着工した。
丸亀ドーム 許容応力度設計丸亀ドーム
構造設計当社構造解析図
「高松丸亀町壱番街の東棟は、鉛直荷重と水平荷重によって支えられています。西棟はローラー支承を使用して鉛直方向に支えられています。北側では柱2本で支持されています。
内部歩廊はGL+高さ15.6mに位置し、水平トラスで支えられています。トラスは半径13mの18角形から登り梁が伸びています。換気排気の断層部も設置されており、高さ32mの部分には半径6.5mの水平部と避雷針も設置されています。
ドームガラスは合わせガラスで構成されており、ドーム周りを回るメンテナンス作業のために可動式の足場が備えられています。隣接する町のアーケードとの段差部分(通称スカート)には、換気を可能にするために鎧型の合わせガラスが施工されています。
当社前身(カミムラ/神村鉄工)は、杭基礎、鉄骨、支承工事、ガラス工事、設備、舗装工事などを含めて施工しました。また、最近ではガラス清掃のメンテナンス作業も行っています。」